2006年11月17日

マングローブを育てよう!

マングローブを育てよう!
 今回は、なまからどぅー12月号用にご登場頂く、NPO法人『マングローブEEクラブ』の平川節子代表をご紹介いたしますね。
 マングローブEEクラブは、うるま市や沖縄市内の小中学校、児童館、保育園などを対象としてマングローブ育苗の指導や実施を行い、地球環境自然の大切さを伝えているボランティアグループです。
 平川代表は、もともと理科の先生で、現役の頃から子供達と一緒に、こういった環境保全活動に長年取り組んできた方で、なまからどぅーの人気シリーズ『がんじゅうさん訪問』にまさに打ってつけの人物。
 うるま市にある自宅兼事務所のすぐ近くのA&Wにて、取材を行いました。


マングローブを育てよう!
 うるま市与那城にて、子供達とマングローブを植樹している所です。
「やる前は暑いとか汚いとか言ったりしますが、いざ作業を始めると、土の感触やそこにいる生き物達にすごく感動して、一所懸命作業を行ってくれますね」
 実際に自然に触れた時の感動は、いつまでも深く心に残るものです。その思い出は、キラキラと輝いた美しい日々として、いつでも呼び起せますよねキラキラ 
子供の頃のこういう体験って、本当に貴重です(^^)

マングローブを育てよう!
 マングローブは植物の名前ではなく、特定の森林に名付けられた名称で、主に汽水域(淡水と海水の混じり合う所)に生育する『ヒルギ』などの森林の事を指します。
工場・乗り物から排出されるガスや樹木の大量伐採により大気中の二酸化炭素濃度が増えると、地球の温暖化が進み、大地の砂漠化が進行してしまいます。そういった事から、全世界で環境保全活動の意識が高まり、マングローブ育成もその大きな一端を担っているのです。

マングローブを育てよう!
 これは、事務所横で実験中の『ミニビオトープ』です。
ビオトープとは、バイオ(bio)と場所の意味であるトポス(topos)の合成語で、生物の生息空間を指しています。平川さんいわく、
「ミニピオトープは、小さな空間に野生の生態系を再現させようという、一種の箱庭のような物ですね。ヒルギを盆栽みたいに植え、池も作って放置しておけば、生き物が自然と集まって来ます。そうしているうちに、いつの間にか生態系のサイクルがこの小さな空間にも発生してくるんですね。ただ、育成は結構難しくて、素人ではなかなか育てる事はできません。私どもで指導している宮城小学校では、ミニビオトープを各教室の窓際に設置したり、研究発表会なども行ったりして、かなり盛り上がっています」
 この中に生態系が育まれていくのを眺める事ができるなんて、ちょっと神秘的ですねびっくり!
 マングローブEEクラブでは、共に活動してくれる仲間、子供達を随時募集しており、興味のある方、学校、園は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうかニコニコ

NPO法人マングローブEEクラブ(Mangrove Ecosystems Education Club)
事務局: 住所:〒904-2215 沖縄県うるま市みどり町一丁目1-6
電話番号: 098−979-0455 FAX番号:098-979-0455
役員: 平川節子 ・当山正子 ・安慶名勝信 ・岩佐幸子 ・安慶名光子
E-メールアドレス: jnkst593@ybb.ne.jp
ホームページ:http://www.mangrove-ee.jp/


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Posted by ライターU at 10:32│Comments(0)団体
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昔マングローブを熱帯魚と一緒に飼っていたんだけど、即効枯れました。オチはありません(笑)トラックバックするために無理やりネタを書きました(笑)
マングローブといえば【普天間高校前PC屋】at 2006年11月17日 14:57
 
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